【払いたいけどお金が無い】ワンネゴから通知を受け取ったみなさまへ
初回公開日: 2026年10月13日
最終更新日: 2026年10月14日
「払いたくてもお金が無くて払えないんだよ!」
ある日突然、「ワンネゴ」から通知が届いた方の中には、そのように感じ、驚いた方もいるかもしれません。
結論からお伝えしますと、ワンネゴは、そのような事情を抱えた方の声も届けられる話し合いの場です。
「払わないと信用情報に傷がつくかも」
「良くないとは思ってるけど、お金が無い」
「何とかしたいけど、どうすればいいのかわからない」
そのような迷いを一度でも感じたことがあればぜひ、本コラムを最後までお読みください。
ワンネゴは、債権者と債務者の話し合いを通じて、両者にとって最良の問題解決を探るために存在しています。解決に向けたお手伝いができると考えています。
私たちについて
「第三者からの連絡なんか簡単に信じられない」
そうはいっても、債権者とは違う第三者からの通知にそのように感じる人もいるかもしれません。新しい特殊詐欺ではないかと疑っても、当然のことです。
そのためはじめに、ワンネゴとはいったい何者なのかについてお伝えさせてください。
ワンネゴは、「話し合い」を仲介することを目的に弁護士グループによって設立された、株式会社AtoJ(エートゥジェイ)が運営しています。設立者も代表取締役も、現役の弁護士です。
「裁判外紛争解決手続(ADR)」として法務大臣認証を取得した、法的に公式な手続きを提供しています。わかりやすくいえば、「法務大臣が認証した話し合いの場」を提供している事業者ということです。
「なんだつまり、取り立て代理人か」
もしそのように感じられたとしたら、それは全くの誤解です。話し合いの場を提供するということは、ワンネゴは完全に中立な第三者ということです。
債権者の代理人ではなく、そして債務者であるみなさまの味方でもありません。問題解決に向け、債権者と債務者にとってともに望ましい結論を得るために、私たちは存在しています。
話し合いって具体的に何?
「言ってることはわかった。で、具体的に何を話し合うの?」
もしそのように思っていただければ、それこそが問題解決の第一歩です。
ただ、私たちが具体的な解決方法を決めることはありません。どのような形であれば払えそうか、みなさまの側から希望をお伝えいただけるということでもあります。
「分割にしてもらえたら、払えそう」
「来月末まで待ってもらえたら、払えそう」
「この金額までなら、なんとか払えそう」
ワンネゴでは、こうした「払い方の希望」を、画面に表示される選択肢から選んでお伝えいただけます。
選べる内容(分割払い、支払い時期の調整、金額の相談ができるかどうかなど)は、債権者が定めた条件によって異なります。
債権者が、伝えられた希望を検討し、場合によっては別の条件(分割金額の変更など)が示されることもあります。双方が納得したときに、合意となります。
どちらか一方が決めるのではなく、選択肢を使ってお互いの希望を伝え合い、歩み寄れる形を探していく。その話し合いの場を、中立な第三者であるワンネゴが仲介する仕組みです。
「そうはいっても、お金が無いので返事のしようがない…」
そのような袋小路に陥ってしまっていても、まずは選択肢の中から、今の状況にいちばん近いものを選んでお返事ください。
「翌月末日までなら払えそう」「分割なら払えそう」といった状況に近い選択肢があれば、選択肢をタップして伝えてください。
お受け取りになった申立てにお心当たりがある場合にはぜひ一度、お返事をお送りください。お返事は、ワンネゴ上で選択肢を選ぶ形で行えます。
「今、できること」に近いものをお選びください。通知内容に心当たりがない場合には、「請求に身に覚えがありません」という選択肢でその旨をお伝えいただけます。
また、ご自身宛ての通知でない場合は、申立て画面からその旨をご連絡いただけます。
さまざまな行き違いや入金確認のすれ違いなどで、誤った通知が届いている可能性も0ではありません。ぜひ、通知に驚き慌てて対処することだけは、おやめください。
思わぬ不利益を招くことがあります
「なんだ。取り立てでもなく話し合いの提案なら、無視しても良さそうだな」
もしそのように思われた方がいらっしゃれば、お考えいただきたいことがあります。
確かに、ワンネゴからお送りする通知は話し合いの呼びかけであり、応じる義務も支払う強制力も伴いません。無視をしても、なんらかの不利益を直ちに招くものではありません。
しかしそれでは、良い結果を招かない可能性があります。話し合いの呼びかけとは、裁判などの法的手続きを経ずに問題解決を目指す方法です。
逆に言えば、話し合いがまとまらなかった場合には、債権者が裁判などの法的手続きを選ぶ可能性もあります。話し合いの提案であれば無視しても大丈夫だろうという考えは、おすすめできません。
裁判を含む法的な手続きというのは、債権者・債務者双方にとって大変な手間とお金、時間がかかります。どちらの立場でも、身体的、経済的、心理的な負担ははかり知れません。
話し合いとは、そのような事態を避け、問題解決を目指すための第一歩です。
ワンネゴからの通知は、話し合いの呼びかけです
最後にもう一度、お伝えさせてください。
ワンネゴが提供しているのは、債権者の味方でも債務者の味方でもない、完全に中立な話し合いの場です。強制的な意思決定を求められることは、一切ありません。
話し合いに応じることはもちろん、金額に疑問がある場合は「金額の修正を提示します」、請求に心当たりがない場合は「請求に身に覚えがありません」という選択肢で、その旨をお伝えいただくこともできます。
お返事がないまま時間が過ぎると、話し合いで解決できる機会を逃してしまうこともありますので、ぜひ、何らかのお返事をお聞かせください。
債権者と債務者の対等な関係を守るために、私たちは存在しています。公正な解決を目指す話し合いの場として、ぜひご活用をご検討ください。